DOUBLE CHEESE BURGER ¥1,780 (photos_Junsuke Obi)
STOVESのオーナー佐布旬さんが、カリフォルニアではじめてハンバーガーを食べたのは20歳くらいの時。
「どこのお店だったが覚えてないが、炭火でパティを焼いていたから、とにかくお肉のまわりは真っ黒こげで食べても“苦いな…”」というのが当時の印象だったと語る。
ケチャップとマスタードで味つけをしたオーソドックスなハンバーガーではあったが、その作り方の豪快さと迫力はさすがアメリカの食べ物!として佐布さんに大きな影響を与えた。
STOVESのメニューのコンセプトには、男が野外で楽しみながら作るバーベキュー料理というテーマがある。米国スタイルの野外料理をイメージして25年前から手作りにこだわり続けている。
佐布さんのモットーは、やるならとことんやる!だからバンズ、ベーコン、パティ、ピクルス、ソースを全て自家製でこしらえているのだ。毎日、パン生地をこねてバンズをキッチンで焼くことから一日がスタートする。
「ハンバーガーの中の具をまとめるのがバンズの役割だから、バンズの味が主張しすぎてもダメ出し、弱すぎてもダメなんだよね。全体をまとめてくれるバンズになるように厚みや大きさ、高さを追求していくうちに、バンズ専用のセル型も作っちゃいました。パティも、ほおばったときに口の中で肉肉しい食感が残るように、お肉屋さんに挽肉の粗さを指定して仕入れています」という徹底したこだわりぶり。
これだけこだわってハンバーガーを作っていても、常に現状のハンバーガーに満足することはないという。「もっともっと美味しいハンバーガーを作っていきたいから、うちのハンバーガーは進化系ハンバーガーだね!」
STOVES(ストーブス)
神奈川県横浜市西区南幸2-1-3 サイトウビル1F
日~木12:00~26:00
金&土12:00~28:00
http://www.stovesyokohama.com/stoves/